こんにちは、春山です。
いよいよ本格的な夏の到来ですね。
毎日暑い日が続いていますが、体調を崩したりしていませんか?
実はこの季節、クリニックに駆け込んでくる患者様が増えてきます。
「急に歯が痛む」
「歯ぐきが腫れてきた」
「口臭が気になる」
こうしたお口のトラブルの原因は、実は「夏バテ」かもしれません。
今回は、夏に誰もが陥りやすいお口の罠についてお話ししますね。
我が家の子供たちも、夏になると冷たいかき氷を美味しそうに食べています。
近年は猛暑の影響もあり、かき氷を提供するお店も増えましたね。
見ているだけで涼しくなりますが、大人の身体はそうはいきません。
連日の猛暑による寝不足。
冷房による身体の冷え。
さらに、冷たいそうめんばかりの偏った食事。
これらが重なると、身体がどっと疲れてしまいます。
いわゆる「夏バテ」の状態ですね。
「身体の疲れと歯の痛みって関係あるの?」
と思われた方もいるかもしれません。
大ありなんです。
人間が持つ免疫は、30代から少しずつ下降していきます。
そこに夏バテのダメージが加わると、お口の中の免疫力までもが一気に落ちてしまいます。
すると、普段は大人しくしている虫歯菌や歯周病菌が、ここぞとばかりに暴れ出します。
「急に歯ぐきが腫れて痛む」
「虫歯がうずく」
というのは、菌が急に増えたというより、あなたの“免疫が負けてしまった”サインかもしれません。
若い頃と同じ体力だと考えてはいけませんね。
お疲れシグナルを感じたら、まずはしっかり睡眠をとること。
そして、お口の中を不潔にしないよう、丁寧なケアが必要不可欠です。
また、夏に気をつけたいのが、熱中症対策の落とし穴です。
これだけ暑いと、誰もが気をつけるのが「熱中症」ですよね。
こまめな水分補給は、とても大切です。
しかし、良かれと思ってやっているその熱中症対策に、実は恐ろしい“虫歯”の落とし穴が潜んでいます。
先日、仕事帰りに池袋のデパートに寄ったのですが、熱中症対策の特設コーナーが大賑わいでした。
塩飴やタブレット、冷感グッズなど、皆さん対策に余念がありません。
その中でも一番の基本といえば、スポーツドリンクですよね。
大量に汗をかいた際、水分と塩分を同時に補給できる優秀な飲み物です。
当院の患者様でも、外でお仕事をされる方や、部活をがんばる学生さんなどがよく飲まれています。
ですが、ここに大きな罠があります。
スポーツドリンクには、水分を吸収しやすくするために、驚くほどたくさんの「砂糖」と「酸」が含まれているのです。
しかも、熱中症を予防しようとして「こまめに、少しずつ」飲みますよね。
これが歯にとって、一番のチクチク攻撃になってしまいます。
人間の口の中は、食べ物や飲み物が入ると、一時的に「酸性」に傾きます。
酸性になると、歯の表面が柔らかくなり、溶けやすくなります。
スポーツドリンクをチビチビ飲むと、お口の中がずっと酸性のまま。
つまり、歯が一日中溶け続ける環境になってしまうのです。
「熱中症は防げたけど、気がつけば虫歯だらけ」
これでは目も当てられません。
対策としては、飲んだ後に水でブクブクうがいをすること。
これだけでもお口を中性に戻しやすくなり、虫歯リスクをグッと減らせます。
熱中症対策とお口のケアを両立させて、この夏を賢く乗り切りましょう。
口臭対策も
さらに、夏は「口臭」にも注意が必要です。
外を少し歩くだけで、喉がカラカラに乾く季節。
実はこの時期、もうひとつ乾きやすい場所があります。
それが「お口の中」です。
夏の強い日差しやエアコンの風、そして脱水傾向。
これらによってお口の中が乾くと、口臭が一気にきつくなる原因になります。
昨日、私は夕食後にビールという名のささやかな幸せを堪能しました。
冷たいビールは最高に美味しいですが、アルコールには利尿作用があり、身体の水分を奪ってしまいます。
すると、お口の中の「だ液」の量がグンと減ってしまうのです。
だ液には、お口の汚れを洗い流す【洗浄作用】や、菌を退治する【抗菌作用】という優秀なパワーが秘められています。
人間の身体は、1日に1〜1.5リットルものだ液を作っています。
しかし、夏場に汗をかいたり、水分不足になったりすると、だ液の分泌が一気に低下します。
だ液が減ってお口がカラカラに乾いた状態は、ニオイの原因となる細菌にとって最高のパラダイス。
食べかすやプラークを細菌が分解し、嫌なガス、つまり口臭を発生させてしまうのです。
「夏になってから自分の口臭がちょっと気になる……」
という方が増えるのは、このだ液不足が大きな原因です。
このニオイの罠を防ぐコツは、食事のときに「よく噛む」こと。
しっかり噛むことで、だ液の分泌が盛んになり、お口の自浄作用が強く働きます。
そして、こまめな水分補給も大切です。
飲み物は、お水がベストです。
それでもニオイが気になる場合は、原因となる歯垢や歯石が溜まっているサインかもしれません。
美味しく食べて、さわやかな笑顔で夏を楽しむためにも、お口の健康診断で弱った部分を先回りでケアしておきましょう。
お口をクリーンに保ち、夏バテにも負けない状態をつくっておくことが大切です。
それでは!
あなたの歯が、ずっと健康でいられますように。
PS.
夏のはじめの今のうちに、お口の中をきれいにしておきましょう。
万が一、夏バテしても、歯痛や歯ぐきの腫れ、口臭につながる可能性を少なくできます。
特に、
・スポーツドリンクをよく飲む方
・口臭が気になる方
・定期検診に4か月以上来られていない方
・最近、歯ぐきの腫れや歯の違和感がある方
は、一度チェックをおすすめします。
歯医者に来ると、歯をキレイに保とうという意識も高まるので、虫歯予防にもつながります。
しかも、院内はクーラーが効いていて快適に診察できます^^
ちょっとした避暑も兼ねて、検診をご予約ください。
ご希望の方は、電話に出たスタッフに
「定期検診を希望」
と伝えていただき、来院日時を決めましょう。
定期検診では、歯の状態をお伝えするだけでなく、悪いところがあれば、もちろん治療も行います。
あなたの健康を、歯からサポートさせてください。
↓ご予約電話番号はコチラ
03-5985-4183

