歯磨きだけで安心ですか?

秋だからこそ受けたい「お口の健康診断」

こんにちは。

春山です。

9月に入り、朝晩は少しずつ涼しくなってきましたね。

暑さも少しずつ落ち着き、秋の訪れを感じる季節になってきました。

さて、秋といえば、会社などで健康診断を受ける方も多い時期です。

血圧や血液検査、バリウム検査など、普段はあまり意識していない体の状態まで細かくチェックしてもらいますよね。

健康診断の結果を見て、

「今年も異常なしだった」

「オールAだったから安心」

と、ホッとされる方も多いのではないでしょうか。

でも、ここで一つ考えてみてください。

毎日、食事をするたびに使っている「歯」や「お口」の健康診断は受けていますか?

実は、一般的な会社の健康診断では、これだけ全身を細かく調べるにもかかわらず、歯や歯茎の状態までは十分に確認できません。

そのため、体の健康診断では「異常なし」と言われていても、歯科医院でお口の中を診てみると、

「歯周病が進行していた」

「歯を支えている骨が少しずつ減っていた」

ということもあります。

特に注意していただきたいのが、歯周病です。

歯周病は、初期から中期にかけて強い痛みが出ないことも多く、本人が気づかないうちに進行していきます。

そのため、歯周病は「静かに進行する病気」ともいえるのです。

「痛くないから大丈夫」

「普通に食事ができているから問題ない」

とは限りません。

では、

毎日きちんと歯を磨いていれば大丈夫なのでしょうか?

厚生労働省の調査でも、多くの日本人が毎日歯を磨いています。

朝と夜、あるいは毎食後、欠かさず歯磨きをしているという方も多いでしょう。

それでも、多くの成人に歯周病の所見がみられます。

なぜ、毎日歯を磨いているのに、お口のトラブルが起こってしまうのでしょうか?

その大きな理由の一つが、

歯ブラシだけでは、すべての汚れを取り除くことが難しいからです。

歯と歯の間や、歯と歯茎の境目などには、歯ブラシが届きにくい場所があります。

そこに細菌が集まると、細菌が作る膜状の汚れ、いわゆる「バイオフィルム」が形成されます。

毎日丁寧に磨いているつもりでも、こうした細かな部分まで自分だけで完全にきれいにし続けることは簡単ではありません。

そして、取り切れずに残ったプラークは、時間が経つと唾液中のカルシウムなどと結びつき、硬い「歯石」へと変化していきます。

一度歯石になってしまうと、普段の歯ブラシで取り除くことはできません。

ここが非常に重要です。

「毎日歯磨きをしているから、歯医者さんに行かなくても大丈夫」

というわけではないのです。

むしろ毎日の歯磨きと、歯科医院で行う定期的なチェックやクリーニングは、役割が違います。

毎日の歯磨きは、お口の健康を守るための基本。

そして歯科医院での定期検診やクリーニングは、自分では確認できない場所をチェックし、セルフケアだけでは取り除きにくい汚れをきれいにするためのものです。

この両方を続けることが大切なのです。

半年以上、歯医者さんに行っていない方へ

ここで、少しご自身のことを思い返してみてください。

最後に歯科医院でプロのチェックやクリーニングを受けたのは、いつでしょうか?

1か月前でしょうか?

3か月前でしょうか?

それとも、半年以上前でしょうか?

「毎日しっかり歯を磨いているから、半年くらい行かなくても平気」

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、期間が空けば空くほど、自分では取り除けない汚れが蓄積している可能性があります。

先ほどお伝えしたように、歯に残ったプラークは時間とともに歯石へと変わっていきます。

そして歯石の表面はザラザラしているため、さらにプラークが付着しやすくなります。

つまり、

「汚れが残る → 歯石になる → さらに汚れが付きやすくなる」

という悪循環が起こりやすくなるのです。

歯石そのものは歯ブラシでは取り除けません。

だからこそ、定期的に歯科医院で状態を確認し、必要に応じてプロの手で取り除いていく必要があります。

さらに怖いのは、歯周病が進行していても、自覚症状がほとんどないケースがあることです。

虫歯であれば、

「冷たいものがしみる」

「噛むと痛い」

など、比較的わかりやすい症状が出ることがあります。

ところが歯周病は、気づかないうちに歯を支えている組織に影響を与え、進行すると歯を支える骨が失われていきます。

「痛くなったら歯医者さんに行けばいい」

と思っていると、気づいたときには治療が大がかりになってしまうこともあります。

だからこそ、

症状が出てから歯医者さんへ行くのではなく、症状がないうちにチェックする。

これがとても大切なのです。

体に健康診断があるなら、歯にも健康診断を

私たちは毎年、健康診断を受けます。

血圧を測り、血液を調べ、必要に応じてレントゲンやさまざまな検査を受けます。

これは、

「病気になってから治す」

だけではなく、

「病気を早い段階で見つける」

ためでもありますよね。

歯もまったく同じです。

歯が痛くなってから歯科医院へ行くのではなく、痛くなる前に状態を確認する。

虫歯が大きくなってから治療するのではなく、小さな変化の段階で見つける。

歯周病が進行してから気づくのではなく、定期的に歯茎や歯石の状態をチェックする。

そうすることで、大切なご自身の歯を守りやすくなります。

会社の健康診断で「異常なし」と言われたからといって、お口の中まで異常がないとは限りません。

体の健康診断と、お口の健康診断。

どちらも受けてこそ、ご自身の健康をよりしっかり確認することができます。

特に、

「半年以上、歯科医院に行っていない」

「最近クリーニングを受けていない」

「歯磨きはしているけれど、本当に磨けているのか自信がない」

「歯茎から少し血が出ることがある」

「口臭が気になることがある」

そんな方は、一度お口の状態を確認してみてはいかがでしょうか。

美味しい秋を、健康な歯で楽しむために

そして、もうすぐ食欲の秋です。

秋には、美味しい食べ物がたくさんありますよね。

せっかく楽しみにしていた食事も、

「歯が痛い」

「噛むと違和感がある」

「冷たいものがしみる」

といったお口のトラブルがあるだけで、楽しさは大きく変わってしまいます。

食事を美味しく楽しめることは、毎日の生活の中でも大切なことです。

そのためにも、秋本番を迎える前の9月に、一度「お口の健康診断」を受けてみてはいかがでしょうか。

当院では、定期的な歯科検診とプロによるクリーニングをおすすめしています。

定期検診では、単に歯の状態をお伝えするだけではありません。

虫歯や歯周病の状態をチェックし、必要に応じて歯のクリーニングや治療を行います。

自分では見えないところ、自分では磨ききれないところまで、プロの目と手で確認していきます。

毎日しっかり歯を磨いている方にこそ、定期的なチェックをおすすめします。

「毎日磨いているから大丈夫」ではなく、
「毎日磨いている。そして定期的にプロにも確認してもらっている」

そんな状態を目指していただければと思います。

大切なご自身の体を守り、美味しい秋の味覚を思い切り楽しむためにも、ぜひこの機会にお口の健康についても考えてみてくださいね。

それでは!

あなたの歯が、ずっと健康でいられますように。

PS.

最後にもう一度。

半年以上、定期検診を受けていない方はいませんか?

痛みや違和感がないと、

「まだ大丈夫」

と思ってしまいがちです。

しかし、お口のトラブルは、自覚症状が出る前から進んでいることがあります。

そして、一度歯石になった汚れは、普段の歯磨きだけでは取り除けません。

だからこそ、

「悪くなってから治療する」のではなく、「悪くなる前に確認する」。

健康な歯を長く守るためには、この考え方がとても大切です。

当院では、4か月に1回をひとつの目安として、定期的な歯のチェックとクリーニングをおすすめしています。

虫歯や歯周病を予防し、美味しいものを美味しく食べられるお口を、一緒に守っていきましょう。

体の健康診断を受けた方は、ぜひ「お口の健康診断」も忘れずに。

暑さも少しずつ落ち着き、外出しやすい季節になってきました。

この秋を健康な歯で楽しむためにも、ぜひご利用ください。

ご予約をご希望の方は、電話に出たスタッフに

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とお伝えいただき、来院日時をご相談ください。

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