日本人の半分が顎関節症です。

こんにちは。春山です

 

日本顎関節学会によると、顎(がく)関節症の患者数は日本国内で約1900万人。

 

2人に1人は、何らかの症状を経験していると言われています。ということで今回は顎関節症がテーマです。

誰でもなる可能性があるので、知識をつけておいてくださいね。

 

参考

日本顎関節学会

https://kokuhoken.net/jstmj/

 

 

目次

顎関節症とは?

簡単にいうと顎関節やその周囲が何らかの原因で痛みが生じるもしくは動きにくくなることです。

顎関節症の症状

顎関節症の代表的な症状には、下記があります。

 

 

  • 顎関節の異常

・顎関節やその周辺の異常

・あごが外れることがある

 

 

  • 食事をする際の違和感

・食べ物を噛む時に、痛みや異常がある

・食事をする際、あごがだるい

 

 

  • 口の開閉の異常

・口を動かした際、顎関節に痛みがある

・噛みしめた際、顎関節が痛い

・口の開閉をすると音がする(カックン・コッキンなど)

・口を開けにくい

・口の開閉がスムーズにできない

・口を左右に動かせない

・口を開けにくい

 

下記のような身体的症状が出ることもあります。

・肩こり

・腕や指のしびれ

・片頭痛

・耳や鼻の不快感

 

 

顎関節症のチェック

セルフチェックをする際、下記を参考にしてみてください。

 

1.あごを動かした時に痛みがある

2.口の開閉時に痛みがある

3.口を大きく開けると、上顎・下顎が曲がっている

4.人さし指・中指・薬指を縦に揃えて口に入れられない

5.口を開けた際、カックン・コッキンなどの音がする

6.硬いもの(ステーキ・スルメなど)を食べると、あごが痛い

7.かみ合わせが変わったような感じがする

8.虫歯・失った歯をそのままにしている

9.耳の前、こめかみ、頬にも痛みがある

 

上記に多く当てはまる方は、顎関節症のリスクがあります。

進行するとその分治療に時間がかかるので早めに診察を受けてください。

顎関節症は生活習慣病

 

顎関節症は生活習慣の積み重ねで起こります。

 

例えば

・食事の際に同じ側で噛む

・就寝時に歯ぎしりをしている

・集中すると食いしばりをする

・頬杖をつくクセがある

・うつぶせ寝をしてしまう

・頬や唇を噛むことがある など

 

上記を指摘されたこともしくは自覚しているのであれば改善したほうがいいでしょう。放置すると頭痛や目まいなど全身状態の問題につながります。

口腔状態のチェックも兼ねて定期検診をされてみてはいかがでしょうか。

 

 

フランスパン、ストレス、猫背で顎関節症?

顎関節症は適切な治療をすれば多くの場合は症状が改善される病気です。しかし、適切な治療とは症状や進行具合によります。自己流のケアで悪化させると元も子もありません。ここでは、顎関節症と診断された人にとってやってはいけないことを紹介します。現状で顎関節症と診断されていない人も知識としてお読みください。

顎関節症の人が避けるべきこと

  • 硬い食べ物を食べる

硬い食べ物は、やはりあごの筋肉に負担がかかります。フランスパンなどの硬いパン、生の野菜、ステーキなどは避けたほうがいいでしょう。どうしても食べたい場合は、シチューに浸して柔らかくするなど工夫して食べるようにしましょう。

 

  • ストレスを溜める

顎関節症の原因のひとつがストレスです。ストレスは食いしばりや歯ぎしりにもつながります。深呼吸やストレッチ、ウォーキングなどリラックスできる環境を整えるといいでしょう。

 

  • 頬杖や猫背

長時間の前かがみ姿勢や首を前に突き出すクセ、PC・スマホの長時間閲覧は、顎関節への負担につながります。正しい姿勢を取ることを忘れないでください。

 

  • 片方の歯で噛む

右側もしくは左側など片側で噛むクセはありませんか?片側で噛むと顎関節のバランスが崩れやすくなります。

意識的に左右均等で噛むようにしましょう。

 

  • 食いしばり・歯ぎしり

食いしばりや歯ぎしり、歯列接触癖はあごに負荷がかかります。日中であれば意識して力を抜き、夜間はマウスピースを使用するなど対策を立てましょう。

 

  • 急に口を大きく開ける

たとえばあくびをする際、大きく口を開けないようにするなど気をつけてください。

 

  • うつぶせ寝

寝る時にうつぶせ寝が習慣になっている人はいませんか?

うつぶせ寝は顔や首、頚椎に負担がかかるので、意識して仰向けになるようにしましょう。

 

  • 爪を噛むクセ

爪を噛むクセは顎関節への負担だけでなく歯並びにも影響があります。また衛生面で考えてもやめたほうがいいですね。

顎関節症の治し方

顎関節症は特にスマホが普及してから患者が増えているとも言われています。顎関節症は、歯科医院(口腔外科)で治療するのが一般的です。

ここでは、歯科医院で行う治療について書いていきます。顎関節症は誰でもなる可能性があるので、症状がない人も知識として持っておいてください。

 

 

顎関節症で行われる検査

検査は次の5ステップで行います。

 

1.問診(痛みの程度や経過など)

2.顎の動きの検査、筋肉の触診

3.レントゲン検査(パノラマレントゲンなど)

4.CT・MRI

5.必要に応じて心理検査

 

さまざまな角度から顎関節症の原因を探っていきます。

 

 

行われる治療

  • マウスピース療法

「スプリント」と呼ばれる、プラスチックの装置を上下の歯につける方法です。

顎にかかる負担を軽減させ、顎の緊張や不快感を防ぎつつ機能を改善していきます。治療期間は症状にもよるものの半年~1年くらいです。

 

  • 理学療法

顎関節や周辺筋肉のストレッチ・強化を行います。

 

 

・開口訓練

※親指と人差し指を使って口を大きく開ける練習

 

・筋肉のマッサージ

※こめかみや頬にある咬筋のマッサージ

 

・行動療法

※生活習慣やクセを改善するトレーニングです

 

  • 内服薬療法

痛みがある場合は鎮痛薬、筋弛緩薬を使って痛みや筋肉の緊張を和らげます。

 

  • セルフケア

理学療法で行う開口訓練はセルフケアでも行えます。自宅でセルフケアを行う際も痛みに注意しながらやってみるといいでしょう。

 

その他、顎関節症で大切なのはTCH(歯列接触癖)を減らすことです。

軽く口を閉じて上下の歯が当たらないポジションを見つけそれをキープする習慣をつけてください。

 

 

それでは!

あなたの歯がずっと健康でいられますように。

 

 

PS.

顎関節は顎関節症以外にも虫歯や歯周病、親知らず、口腔顔面痛などさまざまな原因で痛みを感じます。何が原因なのかは、実際に診察してみないとどうとも言えないのが正直なところです。健康のためにも定期的に歯科医院の検診でチェックを受け、しっかりと治療をしましょう。

ケア用品の相談も承っているので、日常のケアで悩んでいる人はぜひご活用ください。

「定期検診・治療の予約をしたい」「ケア用品の相談をしたい」と思ったら、ご予約のお電話をどうぞ。

 

 

電話に出たスタッフに「定期検診・治療の予約をしたい」「ケア用品の相談をしたい」などのようにお伝えいただき、来院日時を決めましょう!

 

 

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