糖尿病と歯周病の良くない関係

これまでの研究で糖尿病と歯周病には、さまざまな関連性のあることがわかってきました。

糖尿病の合併症には、網膜症や腎症などがあります。
その他、最近注目されているのが血糖コントロールが悪いほど歯の本数が少ないというデータです。

2007~21年にかけて行われた2型糖尿病と歯の喪失の関連を調査した研究を解析したところ、2型糖尿病患者とそれ以外では歯を失うリスクが約2割増加したといいます。

歯周病と糖尿病は「TBF-α」という炎症性サイトカイン(炎症反応を促進する働き)が相互作用を及ぼします。

歯周病は口腔内にある歯周病菌が発生原因です。
これが歯周ポケット(歯と歯肉の隙間)に蓄積して増殖する。
結果、歯肉の炎症による腫れや出血につながります。
やがて歯周ポケットが深くなると歯槽骨が溶けて歯が抜けてしまうわけです。

また、歯周病になると歯肉などの歯周組織や粘膜に慢性的炎症が起きやすくなります。
これが原因で炎症性サイトカイン(炎症反応を促進する働き)が増えやすくなるのです。

このように歯周病と糖尿病は大きな関連性があります。
両方の病気がある人は血糖コントロールをして口腔ケアを行わなければなりません。
歯周病にはプラークやバイオフィルムを取り除く歯周基本治療が必要不可欠です。

これらの治療は抜歯やインプラント同様に外科的処置となるため、感染症へのリスクも高くなります。
血糖値やHbA1cの高い人は、普段から血糖コントロールに気をつけた上で定期検診を受けるよう気をつけましょう。

それでは!
あなたの歯がずっと健康でいられますように。

PS.
歯周病の治療を行うと血糖のコントロールが良くなりやすいという効果があります。
そのため、早期発見・早期治療が大切です。定期検診を有効活用しましょう。
定期検診では、歯石除去などの基本治療の他にブラッシングの指導も行います。
その他、歯間ブラシやデンタルフロスについて何を使えばいいのかも教えてもらえます。
ケア用品の相談も受け付けているので、有効活用するといいでしょう。

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