3つのお口に良い習慣

6月4日から10日は、
「歯と口の健康週間」です。

今年の標語が
「いただきます人生100年歯と共に」
なので、
歯と口に良い習慣について
考えてみましょう。

●ダラダラ飲食はやめよう

一般的に
「虫歯は糖分摂取が原因」と
思われがちです。

確かに
糖分摂取は理由の1つですが、
量より頻度や時間が
原因かもしれません。

食事をした後は
口内も酸性になります(脱灰)が、
その後は40分前後かけて
唾液の中和作用(再石灰化)で
元に戻ります。

このように、
人間の歯は
脱灰と再石灰化を
繰り返しているのです。

しかし、
飴をたえずなめたり
清涼飲料水を飲み続けたり
していると、
量自体は少なくても
修復時間がなくなります。

テレワークで
在宅勤務する機会が
増えた人も多いでしょう。

自宅だと、
間食など食事回数も
多くなりがちです。

これを機に
食生活を見直してみましょう。

●唾液の分泌量を増やす

唾液には
粘膜についた菌を洗い流す
洗浄作用があります。

分泌量を上げるためには、
食物繊維が豊富なキノコ類、
野菜、果物などが効果的です。

その他、
グルタミン酸を含んでいる
「昆布茶」を飲むのも
いいでしょう。

ただ、
塩分も入っているので
血圧が気になる場合は
昆布を水に浸したものを
飲んでみてください。

●起床時に歯磨きをする

寝ている間は
唾液の分泌が少なくなります。

そのため、
口内に雑菌が繁殖して
汚くなりがちです。

多くの人は
起床してそのまま朝食を食べ、
朝食後に歯磨きをします。

しかし、
雑菌も一緒に飲み込んで
しまうため、
腸内環境が悪くなる
可能性もあるでしょう。

少し早く起きて
朝食前に歯を磨き、
その後に朝食を食べ、
フッ素入りの洗口液で
ブクブクうがいをする
習慣をつけてください。

それだけでも違います。

それでは!

あなたの歯が
ずっと健康でいられますように。

PS,
健康な口腔状態を
維持するためには、
セルフケアはもちろんのこと
定期検診も大切です。

定期検診で
受けられるのは、
虫歯や歯周病の
チェックだけではありません。

歯垢の除去や
ブラッシングの指導の他にも、
ケア用品に関することなど、
セルフケア方法の
悩みごと相談も承っています。

歯科の定期検診を
ケア習慣に
加えてみるのは
いかがでしょうか。

「定期検診の予約をしたい」
「ケア用品の相談をしたい」
と思ったら、
ご予約のお電話をどうぞ。