食いしばり放置で全身ボロボロ…

コロナ禍で
外出自粛や働き方などの
変化によって
ストレスを感じている人が
多くいます。

その結果として
起こりがちなのが、
・顔が横に大きくなる
・起床時に肩こりがする
などの反応。

こういったことが
起こるのはなぜかというと、
「食いしばり」です。

皆さんも
忙しい時や
集中している時などに
つい力を込めて
噛みしめたという
経験はありませんか?

人間には、
上下の歯が接触しただけで
噛みしめてしまう
習性があります。

その時、
あごには体重の1.5~2倍の
力がかかっているのです。

通常は食事中以外に
上下の歯が接触する時間は
ありません。

1日の中で
食事時間は長くて
1時間半くらいです。

これ以上接触時間があれば
食いしばりなどで
負担をかけている可能性が
高いでしょう。

特に
奥歯が傷みやすい傾向にあり、
奥歯から健康な歯に
その負担がかかることで
ガタガタになっていきます。

食いしばりをやめる
簡単なコツは、
それをしていない状態を
体で覚えること。

まずは
食いしばったあとで
力を抜くのを
繰り返してみてください。

リラックスしているときは、
舌が上あごの
歯の根元よりやや手前にあると
わかるはずです。

それをキープすることを
心がけましょう。

一日に
もっとも多く動かす関節は
あごです。

それだけ
歪みが出やすい部位とも
いえます。

そこで大事なのが、
姿勢を改善することです。

背もたれの後で
手を組んで軽く背伸びを
するだけでも
改善されます。

同時に
噛んだ際に膨らむ部位(咬筋)に
両手の指先を当てて
マッサージするのも効果的です。

それでは!

あなたの歯が
ずっと健康でいられますように。

PS.
食いしばりのクセがある人に
多く見られるのが、
歯ならびや
噛み合わせの悪い人です。

あごに力が入りやすいと
奥歯に負担がかかりやすいので、
上記の治療が効果的です。

歯が割れてしまうと、
治療費も多くかかってしまいます。

こうした傾向のある人は、
定期検診や治療中でも
相談してみてください。

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と思ったら、
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