らくらく歯ブラシのススメ

体の病気と違って、歯の疾患の多くは自力で予防できます。ただ面倒くさいのが難点ですね。
今回は面倒なお手入れを楽に続ける方法を紹介します。
ちなみに筆者はこの方法で5年間虫歯知らずです!

【1】フロスは使わない
え?とお思いの方も多いと思います。
デンタルフロスは歯間の汚れを取るのに最適ですが、扱いが面倒です。「糸ようじ」という物もありますが
慣れないと途中で切れてしまったり、意外と難しい物です。
「今日はいいや。明日やろう」と、使わないまま何日も経ってしまいます。
そこで歯間のお掃除には歯間ブラシをオススメします。
最近は極細タイプもありますので歯間が狭い方もスッと通ります。
ささっと通して洗ってまた使えるのでコスト的にもオススメです。
歯間ブラシのあとはハブラシです。

【2】ハミガキ粉は付けない
ええー?ですよね。大丈夫です。慣れれば平気です。
まず、ハミガキ粉をつけると清涼感があって短時間でもきれいになった気がしますが、実は磨き残しがたくさんあります。
また、ハミガキ粉は辛いし、ジュルジュルするので長時間磨くのには向いていません。
ハブラシはテレビを見ながらダラダラやりましょう(笑)
一本一本の上部、両側面をハブラシで丁寧にゴシゴシしましょう。一面につき10回はゴシゴシします。
一本で3面ありますので、30ゴシゴシです。
これはかなり時間がかかりますので、洗面台を離れて「ながら磨き」をしましょう。
力を入れすぎるとエナメル質や歯茎が減ってしまうので、やさしくやさしく。
最後にどうしても清涼感が欲しい方は、仕上げにマウスウォッシュでクチュクチュしましょう。
ちなみにここまでしっかり磨くのは夕食後だけで十分です。
睡眠中は唾液の分泌量が減って虫歯菌が増殖するので念入りに歯磨きします。
そのかわり朝食、昼食、間食後は簡単に済ませてしまいます。
いちおう毎食後は磨きますが、いつもしっかりだと疲れちゃいますしね。

【3】定期検診を受ける
どんなに上手に磨いていても歯石はたまっているものです。
3ヶ月に一度は歯医者さんで歯石除去してもらいましょう。
その際に磨き残しや初期の虫歯なども発見してもらえますし、大事にならずにすみます。
歯医者さんも「よく磨けてますね」とか「磨き残しが多いですね」など評価してくれるのでモチベーションが上がります。
いかがでしたか?
歯の健康は自分で作れます。少しでも長く自分の歯を守り抜いて元気な毎日を送りましょう!