秋の味覚と健康な歯

 

こんにちは。春山です

朝晩が涼しくなり、すっかり秋めいてきましたね。私の家でも、秋の味覚が食卓に並ぶようになりました。あなたは、おいしい秋を満喫していますか?もしあなたが、大好物だった料理が「あれっ、普通だな〜」と感じたなら、よく読んでみてください。もしかすると、原因が判明するかもしれません。毎日大好物を食べたら飽きますが、たまに食べるくらいなら「食べ飽きた」のではない可能性が考えられます。そこで今回は、日本人の味覚についてお話します。

 

味覚は大きく分けると、「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」の4種類です。すべての食べ物の味(風味)は、この基本4つの組み合わせによって成り立っています。しかし、実際に食べるときの味には、におい(嗅覚)や色(視覚)、皮膚感覚など、総合的な感覚が加わります。さらに、噛み砕くときの音(聴覚)も、うま味を作る重要なファクターとなります。

日本人は古来より、歯ざわりのよいものや噛みごたえのある食べ物を好む傾向が強いそうです。食事をする時には、よく噛むことを意識してください。食べ物をよく噛むことによってだ液の分泌が盛んになり、味覚が鋭くなるからです。

味覚には、生命維持機能もあります。激しいスポーツをした後、急に甘いものが欲しくなった経験はありませんか?これは、味覚が疲れた身体をいたわり、バランスをとろうとしているためです。しかし、お口の中の掃除が不十分だったり、虫歯や粘膜に慢性の炎症があったりすると、味覚の異常が起こります。

どんな高価なものを食べても、きっとおいしく感じられないでしょう。人にとって食事は、命を維持する大切な栄養源です。また、食べ物の味を味わうことで、食生活の楽しさや人生の豊かさを満喫できます。

おいしく楽しく食べるには、心身共に健康であること、歯や口の機能・構造に異常がないことなどが重要です。歯は一本といえども、味覚に深く関係しています。できるだけ多く自分の歯を残せるよう、お口の中の衛生環境を徹底しましょう。

もしあなたが食事でいつもの美味しさを感じないなら…お口の中の異常が何かしら考えられます。そんな方は今すぐ歯の定期検診しましょう。

目次

歯にガタがくるサインとは?

日に日に肌寒くなって、暖かい食べ物や飲み物が恋しくなります。

お鍋、おでん、シチュー、ココア、ホットミルク……。

こういったものは、心も身体も温めてくれますね。そこで、この時期気をつけていただきたいのが「冷たい風」です。風が吹くと、「歯がしみる」ことはありませんか?「なんだか歯が浮いているような違和感がある」という方もいらっしゃるかもしれません。それはもしかしたら「知覚過敏」かもしれません。歯の表面にあるエナメル質が少しずつ削られてしまうとその内側にある象牙質という層がむき出しになります。むき出しになった象牙質は歯の中心にある神経とつながっています。そのため、冷たい風や食べ物が当たると神経に刺激が伝わり、「しみる」という感覚を引き起こしてしまうのです。この知覚過敏は、虫歯や歯周病のサインである可能性もあります。「風がしみるだけだから」とそのまま放置してしまうと、症状が悪化して、歯周病が進行したり、歯の根元にまで虫歯が広がったりする危険性があります。冬の寒さに加えて、知覚過敏の症状が重なると、せっかくの美味しい食事が楽しめなくなってしまいます。そうならないためにも、「あれ?おかしいな」と思ったら、早めの歯の健康診断をお勧めします。口の中の状態をしっかりと把握し、冬の美味しい味覚を守っていきましょう。

 

知覚過敏がひどい方はご相談ください。歯茎が後退して歯の根元が見えてくると神経も触れやすくなります。いろいろ対処方法はあるので「心当たりがある」という方は定期検診でチェックしましょう。

歯医者選びの落とし穴

今回は、ちょっと耳の痛いお話をさせていただきます。あなたは「歯が痛いから歯医者に行く」という行動をとっていませんか?もちろん、痛みを抱えている方を否定しているわけではありません。ただ、そうした行動パターンには、いくつか落とし穴があります。

まず、痛くなってから行くという場合、すでに症状が進行しており、治療期間が長くなってしまうケースが多いです。それから、「痛みを止めてほしい」という気持ちが優先されるため、本当に必要な治療について考える余裕がなくなってしまいがちです。

結果として、「この歯医者さんでよかったのかな?」と後から疑問を抱いてしまうことにもなりかねません。痛くなってから行くのではなく、日頃から自分の歯の状態を把握しておくことが本当に大切です。それには「定期的な健康診断」が一番の近道です。定期的に歯の状態をチェックしてもらうことで、小さな変化にも気づくことができ、早期に治療を始めることができます。早期治療ができれば、身体的にも金銭的にも負担が少なくなります。

歯医者選びの落とし穴を避けるには、「歯が痛くない時にこそ歯医者に行く」という意識を持つことが何より重要です。健康な歯を長く保つために、ぜひこの機会に「歯医者との良い付き合い方」を見直してみてください。

 

それでは!あなたの歯がずっと健康でいられますように。

 

PS.幸いこのメルマガはハルデンタルの患者さまがほとんどです。あなたのかかりつけの歯医者でいるためにも定期検診をお願いします。定期検診をご希望の方は  お電話でご予約ください。電話に出たスタッフに  「定期検診を希望」と伝えていただき、来院日時を決めましょう。ちょっとした違和感を見逃さないためにあなたの歯の健康をサポートさせてください。

 

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