歯が欠ける4つの原因
ご存知のとおり
「歯」は人間の身体の中でも
もっとも硬い組織です。
しかし、
硬い歯でも欠けてしまいます。
奥歯が欠けた場合、
噛み合わせの安定や
噛む力に影響があります。
特に噛み砕く力は
半分近く低下するほどです。
欠けるのは
いろいろと理由がありますが、
その原因から考えてみましょう。
●虫歯
歯の表面には
硬いエナメル質があり、
その内側に象牙質があります。
大半の場合は
エナメル質に穴が空き、
その後象牙質を
溶かしていくわけです。
そのため、
表面の穴は小さく見えても
内側に大きな虫歯が
できていることがあります。
そのような状態で
硬いものを噛むと、
虫歯部分が欠けてしまう
わけです。
●歯ぎしりや食いしばり
歯ぎしりや食いしばりで、
体重×2~3倍ほどの力が
かかります。
体重が60kgくらいの人であれば、
120~180kgの力を歯だけで
受け止めているわけです。
これだけの力がかかると、
健康な歯でも
欠けることがあります。
神経を取るなど、
治療をした歯であれば
なおさらです。
●酸蝕歯
エナメル質は、
酸に弱いという特性があります。
スポーツドリンクや
炭酸飲料、レモンなど
酸の強い飲食物が多くなると、
エナメル質が
溶けやすくなります。
健康な歯と比べると、
虫歯にかかりやすいもしくは
欠けやすいという
リスクが出てくるでしょう。
●噛み合わせ
私たちの口内には、
上下14本の歯があります。
これらがバランスよく
噛み合っているのが理想です。
しかし、
一部の歯に力がかかると
ダメージが蓄積します。
その状態が続くことで、
歯が欠けてしまうわけです。
小さく欠けた場合であれば
多くの場合は被せ物による
治療が行われます。
大きく欠けた場合でも、
状態によっては神経を
残せる可能性もあるでしょう。
このあたりは、
早期治療が
できるかどうかで
変わってきます。
早めに治療を行いましょう。
それでは!
あなたの歯が
ずっと健康でいられますように。
PS.
まずは「なぜ欠けたのか?」
その原因を把握した上で
取り除くことが大切です。
虫歯・酸蝕歯が原因であれば、
治療を行いながら
生活習慣の見直し。
歯ぎしり・食いしばりは
マウスピースを使った治療。
噛み合わせに
原因がある場合は、
それを改善する
治療を行います。
コロナ禍でも
診療しているので、
違和感があったら
すぐに治療を
受けてください。
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