歯をキレイに保つ、残す方法
口腔内の健康度を示すのが、
歯ぐきの色です。
80歳でも健康なピンク色を
している人がいる一方、
若くしてひどくなっている人もいます。
厚生労働省が実施した
「歯科疾患実態調査」の
平均現在歯数で見ても、
75歳以上の後期高齢者で
約15本前後(※)です。
※ 2016年調査
約30年前の1987年が
約5本だったので、
3倍以上天然歯が増えています。
しかし、
2年近く続いているコロナ禍で
検診に行かない人も増えており、
口腔環境が悪くなっているという
懸念もあります。
コロナ禍でも
診療は行っているので、
検診に来てもらいたいのは
やまやまです。
ただ、
通院が難しい人もいるでしょう。
そういう人にとっては
日々の口腔ケア、
具体的にいうと
“歯みがき”と“うがい”が大切です。
歯みがきのとき、
つい強めの力でやっていませんか?
「歯垢を取り除こう」と思って、
力を入れてしまいがちですが、
かえって歯ぐきが傷つきます。
傷ついた歯ぐきは、
縮んで下がってしまうので、
そうなると歯が伸びた
感じになります。
そうすると、
見た目が悪くなるでしょう。
根元が見えるようになると、
「知覚過敏」や「虫歯」になりやすく
また折れやすくなります。
これを防ぐのが、
ガーゼを使った歯みがきです。
柔らかいガーゼを
人差し指に巻いて、
歯の表裏、かみ合わせ、
奥歯の奥を磨いていきます。
歯を磨くとともに、
歯ぐきのマッサージ効果もあるので、
ぜひ実践してみてください。
なければ、
ウェットティッシュや
紙ナプキンでも大丈夫です。
それと同時に、
デンタルフロスや歯間ブラシを使った
歯間ケアを行ないましょう。
これだけで、
かなりのトラブルを防ぐことが可能です。
そのうえで、
口腔内を洗浄するうがいをしましょう。
やり方は簡単。
おちょこ一杯程度の水を含み、
クチュクチュと音を立てながら、
上あごの前歯、下あごの前歯、
左右の奥歯に向けて
10回ずつ水をできるだけ強く
ぶつけるだけです。
簡単なので、
ぜひ取り入れてみてください。
それでは!
あなたの歯が
ずっと健康でいられますように。
PS.
コロナ禍で
定期検診が遠のいている
という人もいますが、
定期検診は大切です。
定期検診では
取り切れない歯垢の除去だけでなく、
歯ブラシやデンタルフロス・
歯間ブラシの効果的な
使い方も指導しています。
ケア用品の
相談も承っているので、
ぜひ有効活用してください。
「定期検診をしておこう」
「ケア用品の相談を希望したい」
という方は、ご予約のお電話をどうぞ。
電話に出たスタッフに
「定期検診の予約を希望」
とお伝えいただき、
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