歯髄炎の症状は歯の痛み?レントゲンでわかるのか?

皆さん、急に歯が痛くなったりした経験はありませんか。
その痛みは、もしかしたら、歯髄炎(しずいえん)によるものかもしれません。

目次

歯髄炎の症状

 

ここで、歯髄とは、歯の内部の神経や血管を指します。まず、歯髄炎の症状ですが、急性か慢性かで、症状は各個人で異なります。

急性の歯髄炎の症状

・何もしない状態でも痛む

・冷たい物・熱い物・甘い物・酸っぱい物を食べた際に痛む

・歯を噛み合せた際に痛む

 

慢性の歯髄炎の症状

強い症状は現れず、自覚症状がないか、不快感や違和感を感じる程度です。

 

歯髄炎かどうかはレントゲン等でわかる

症状に関する問診、触診、打診、視診、歯の動揺、レントゲン撮影の一般的検査に加えて、電気診(歯に微量の電流を流して反応をみる)、温度診(熱いものや冷たい物を歯に当てる)などがあります。

歯髄炎は早期発見が大切

このように、歯髄炎の症状は、さまざまです。

しかし、歯髄炎を放置しておくと、歯髄が死んでしまい、歯根嚢胞(膿が顎の骨にたまる病気)、顎骨骨髄炎(炎症が顎の骨にまで波及した病気)、等が起こることもあります。そして、こう言った病気に発展すると、治療が難しくなったり、長期の治療が必要になったりします。

 

もしも歯髄炎らしき症状がある場合はすぐに治療

速やかに歯医者さんにいき、レントゲンをとって診断してもらい、必要な処置を受ける様にしましょう。