【体験談ブログ】自分が、まさかの歯周病!
目次
歯の違和感
歯磨きをしながら何となく鏡を見て、「あれ、私の歯ってこんなに長かった?」と、歯並びを気にしている自分がいます。
そういえば何ヶ所か歯と歯の間に隙間ができている、前はこんなに隙間はなかったはず。
この隙間が食べ物が詰まりやすくなった原因?もしかして歯茎が下がって歯が長く見えているの?
なんだか前歯が長くウサギみたいな歯に見えるけど…
でも、食べるのに支障はないし、痛みが出ているわけでもないから、丁寧に歯磨きすれば大丈夫でしょう、と気楽な私。
いつの間にか歯茎が腫れてる?
ある日のこと。
前歯の歯茎に違和感があり鏡を見ると、少し歯茎が腫れているように見える。
歯肉炎かな?と思い、朝晩だけではなく昼食後も丁寧に歯磨き、歯間ブラシも使用してみた。
しかし、違和感が段々と痛みに変わり、みるみるうちに腫れてきます。
じっとしていてもズキンズキンと痛みがあり、痛み止めを服用しても全く治まりません。
治るはずがありません、炎症がひどくて歯茎がパンパンに腫れている状態でしたから。
今までは軽く考えていた私、「炎症=化膿を痛み止めで抑えることはできない」と思い、歯医者さんに急遽予約を入れる。
歯科医師の診断結果「歯周病ですね」
この痛みを取ってほしい、早く痛みから解放してほしい、との願いは無残な結果に。
先生から「歯周病ですね」と言われてしまいました。
今はまだ切って膿を出せる状態までになっていない、切った痛みだけが残ってしまう、との話でしたので抗生剤をいただいて帰宅。
2日くらい過ぎた頃、自然と膿が出て今までの痛みが嘘のようになり、もう気分はスッキリ。
歯周病という言葉は見聞きして知っていたけど、「最近、歯周病の人が多いのね」程度しか思っていなかったから正直ショック。
皆さんも、歯周病や歯周ポケットという言葉を一度は耳にしたことがありませんか?
歯と歯茎の隙間を歯肉溝といいますが、健康な歯肉溝の深さは1~2 mm。
歯周病になると歯肉溝が深くなり、まさに歯周ポケット!
一番深いプロービングデフス(ポケットの深さ)4~5 mm。
歯石が原因
歯周病は、歯周ポケットに歯垢(プラーク)や歯石で繁殖した細菌が侵入し歯茎の炎症や腫れなどを引き起こす。
さらには、歯周病が歯を支えているアゴの骨を溶かして歯がグラグラしてきたり、歯茎が下がってきたり、最終的には歯が抜け落ちてしまうほど重症になることがある怖い病気。
歯周病は歯磨きが充分でなく、歯の周りに付く歯垢(プラーク)や歯石に含まれる細菌の繁殖したことが原因。
自分ではしっかり歯磨きをしていたつもりでいたが、境目のお掃除が行き届かなかったらしい。
ポケットは、知らずしらずのうちに歯周病が進行するにつれて深くなってしまった。
私は歯を削る時の音が大の苦手、できることなら通いたくはない。
虫歯の治療を終えてからの数年は、何事もなく過ごせていたので助かっていたが、今は歯周病治療のためにきちんと通うしかない。
軽い症状のうちなら歯石の除去やクリーニングなどで済むが、症状が重くなってしまった今の状態では…
歯石の付着が多く、麻酔をして歯周ポケットに入り込んだ歯石の除去をするしかなく、自分に都合のよい考え方や甘さを反省し後悔。
人によっては、あまり歯磨きをしない人もいれば、きちんと歯磨きをする人もいる。
歯磨きの回数が少なくても歯周病にならない人もいれば、きちんと歯磨きをしているのに歯周病になる人もいる、これは何故?
その人その人の体質によって、感染に強い弱いがあるの?それとも遺伝とかが関係しているの?
だとすれば、歯周病になった私は感染に弱い体質?でも、風邪などのウィルスに感染したことはあまりないけど…
あと、疲れた時などに歯茎が腫れやすくなるみたい。
歯茎って体調の変化を敏感に察知する場所なのね、すごい!
予防歯科・定期検診の大切さ
歯周病は、初期から中期には痛みなどの自覚症状があまりなく、症状が進行してしまう。
腫れや痛みの症状が出てきた時は、すでに末期と書いてあった。
歯周病にならないためには…予防、痛くなくても定期的な検診が大切。
そういえば定期検診に行ったことがないなぁ。
歯周病になってしまったら、治療とメインテナンスがとても重要。
今回のことで身をもって怖さを知った。
歯医者さんは苦手!なんて逃げてはいけません。